ソフトバンクの「データくりこし」がセコい件、いっぽう男前な「mineo」。

大手キャリアで「繰り越し」があるのはソフトバンクとドコモ。だが、その仕様がセコい

大手キャリアのドコモとソフトバンクでは、残ったデータ通信量を翌月に繰り越せるサービスがあります。

無いよりあったほうがいい繰り越しサービス。
しかし、その仕様がセコい。

【セコいポイント】繰り越された通信量は、翌月の基準容量を使い切った後じゃないと消費されない

以下のページにデータ繰り越しのFAQが記載してあります。
ソフトバンク［スマ放題］データくりこしについて教えてください。

このページに記載された以下の”くりこしイメージ”の図（8月末時点）でそれが判ります。

繰り越された通信量は、翌月の基準容量を使い切った後じゃないと消費されない仕組みになっています。
上の図だと繰り越されて6.5GBになったとしても、その月に5GB以上使わないと繰り越された分が消費できないのです。

これだと利用者にあまり特はないですよね。
いや、こんなのばっかりだね。

いっぽう男前仕様の「mineo」の繰り越しサービス

ソフトバンクとは対照的にカッコイイ仕様を公開しているのが「mineo(マイネオ)」の繰り越しサービス

【男前ポイント】繰り越された通信量から消費する

以下のFAQ
mineo「使い切れなかったパケットを繰り越しすることはできますか？」

翌月に繰り越したパケットは、優先的に消費されます。
翌月中にも消費されない繰り越し分のパケットは、翌々月以降は消滅します。


繰り越された通信量から消費されるので、規定の容量を超えなくても残った当月分をさらに翌月に繰り越すことができます。
この違いは大きいです。

mineo以外にも繰り越しサービスを行っている格安SIMがいくつかあります。
そちらの仕様も気になるところです。